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2025/10/02 00:00

英雄・金太郎と「勝」の地名が導く、勝利への聖地巡礼

岡山県の北東部に位置し、なだらかな中国山地の丘陵と美しい田園風景が広がる「勝央町(しょうおうちょう)」。 古くから交通の要衝として栄えたこの町は、単なるのどかな田舎ではありません。

ここは、伝説の英雄・金太郎(坂田金時)がその激動の生涯を閉じた「終焉の地」であり、その魂が今も町全体を見守っている特別な場所です。 さらに、住所の「勝田郡 勝央町 勝間田(かつたぐん しょうおうちょう かつまだ)」には「勝」の文字が3つも重なるという、全国でも稀に見る奇跡的な偶然(必然)を持っています。

金太郎の伝説と、地名に刻まれた「勝」の力が交差するこの町で、明日への活力をチャージするパワースポット巡りに出かけませんか。

1. 勝間田神社(かつまだじんじゃ)
〜「勝」が4つ重なる、最強の必勝祈願スポット〜

住所:岡山県勝田郡勝央町勝間田 勝間田神社

全国で唯一、名前に「勝」の文字が4つも重なる神社です(地名3つ+神社名)。 古くから必勝の神様として信仰を集め、受験生やスポーツ選手、選挙の候補者など、大一番を控えた多くの人々が参拝に訪れます。境内には、金太郎が描かれた絵馬やお守りもあり、勝利への強い願いをしっかりと受け止めてくれます。

2. 勝間田駅(かつまだえき)
〜「また勝つ」を誓った、勝利への出発点〜

昭和の時代、出征兵士たちが「(戦いに)勝って、(この駅に)また還ってくる(また勝田)」という願いを込め、この駅から戦地へ旅立ったと伝えられています。 「勝利への出発点」としての歴史を持つこの駅は、新しい挑戦を始める人が決意を新たにするのにふさわしい場所です。

3. 栗柄神社(くりがらじんじゃ)
〜英雄・金太郎の魂が眠る聖地〜

九州での反乱鎮圧へ向かう途中、重い熱病に倒れ、この地で手厚く葬られた金太郎(坂田金時)。 その墓の上に建てられたと伝えられるのが、この栗柄神社です。境内には金時の墓とされる石積みの塚があり、静寂な空気に包まれています。 病に倒れながらも最期まで武人としての誇りを持ち続けた「不屈の魂」に触れ、困難に打ち勝つ勇気を授かることができる聖地です。

4. 中之町公園の金太郎像
〜町を見守る、力強い英雄の姿〜

勝間田駅から徒歩数分の中之町公園には、鉞(まさかり)を担ぎ、熊にまたがった勇ましい金太郎の銅像が鎮座しています。 昭和57年に建立されたこの像は町のシンボルであり、その堂々とした姿からは、みなぎるパワーを感じることができます。町内には他にも金太郎をモチーフにしたマンホールなどがあり、英雄の存在を身近に感じられます。

5. 元気君のブロンズ像(ノースヴィレッジ内)
〜奇跡の生還を果たした、強運の牛〜

1998年の台風で川に流されながらも、奇跡的に助かり生還した「元気君」。その強運と生命力にあやかるため、等身大のブロンズ像が「おかやまファーマーズ・マーケット ノースヴィレッジ」に設置されています。 「落ちない」「流されない」という縁起の良さから、受験生や就活生に人気のスポットです。像の鼻を撫でるとご利益があるとも言われています。

食べて運気をチャージ!勝央町の「縁起グルメ」

パワースポット巡りのあとは、勝央町の大地が育んだ「食」で内側からエネルギーを取り込みましょう。勝央町は、県内有数の農業の町でもあります。

作州黒(さくしゅうぐろ) 大粒で濃厚な味わいが特徴の黒大豆。お正月のおせち料理には欠かせない、「まめ(健康的)に働く」「勝ち栗(黒豆)」に通じる縁起の良い逸品です。

フルーツの王様たち 水はけの良い土壌と寒暖差を生かし、シャインマスカットやピオーネなどのぶどう、桃、栗などの栽培が盛んです。太陽の光をたっぷり浴びた果実は、「勝ブランド」の縁起グルメとして多くの人に愛されています。

訪れる人に、元気と勇気を。

勝央町は、生活基盤が整った「ほどよい田舎」としても知られ、訪れる人を温かく迎え入れてくれます。 金太郎のような力強さと、豊かな自然の優しさを併せ持つこの町で、勝利へのパワーと明日への勇気を持ち帰ってください。

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